地域密着型外部評価

サービス評価事業は、介護保険制度間もなくグループホームに義務化され、地域密着型サービスの創設と共に、平成18年には小規模多機能型居宅介護従事者の方々も取り組むこととなりました。
弊社は、埼玉県知事より平成21年9月1日付けで「地域密着型サービス外部評価」の評価機関として選定を受け、
平成21~25年度の間に442件実施させていただきました。

この制度の特徴は、自己点検(自己評価)に主軸を置きながら、事業所のレベルに応じて、一歩一歩着実に前進して行く為のものであり、主役はあくまでもケアサービスを担う事業所の皆様です。決して事業所の良し悪しを判定する物ではなく、評価項目が意味することを一つひとつ丁寧に考えながら、現時点で出来ることをすべての職員が一緒になって考え、実践やチームケアに結びついていくきっかけにしていくことが狙いとなっています。
評価結果から具体的な改善や情報公開等に活かして、良質なサービスの水準を確保し、さらなる向上を図っていくことを目的としています。

地域密着型サービス外部評価に対する基本方針

地域への情報発信源として・事業所のサービス特徴をPR

利用者・家族は勿論の事、これから福祉サービスを検討している地域の方へ向けて、事業所の介護サービスはどのような内容なのか、どのような優れた特色をもつかを把握できるよう第三者の立場から評価を行い、情報を発信していくと共に、事業者としての考え方や向上への取り組みなども併せて積極的にPRできると考えております。

サービス向上に結びつく“きっかけ”“ 気付き ”になることを願って行っております。

「評価すること」だけにとどまらず、職員の皆様が行う「自己評価による日頃のサービスの点検」・自己評価に基づく「調査当日の調査員との対話」・対話を基に作成される「外部評価結果」を経て、少しでも新たなサービス向上に結び付ける為のきっかけ・気づきが発見できる様、誠意をもって評価を行っております。
事業所の皆様が、今後更なる事業・サービスの発展へ繋がるようお役立てればと考えております。

お互いが成長しあえる間柄に

今後、利用者からより多くの理解と支持を得られるより良い福祉サ-ビスの実現のために、事業者の皆様と手を携えて、評価事業の内容充実に努めていきたいと考えています。