喀痰吸引等研修
※現在新型コロナウイルスの影響で実地研修受け入れ先が無く、研修先の紹介は行っておりません。
原則として実地研修を自施設で実施可能な方の受講を募集しております。(基本研修のみの受講は可能です。)
喀痰吸引等研修の目的
社会福祉士および介護福祉士法が改正され、平成24年度から、介護職員等によるたんの吸引及び経管栄養(以下「たんの吸引等」という)が制度化されたことに伴い、介護職員等がたんの吸引等を行うには、所定の研修を修了する必要があります。このため、介護保険施設や障害者施設等において介護職員等がたんの吸引等を適切に行えるよう、介護職員等を対象に痰の吸引等研修(不特定多数の者対象)を実施します
受講対象者 ※当てはまらない方はご相談下さい
- 介護老人保健施設
- 特別養護老人ホーム
- グループホーム
- 有料老人ホーム
- 居宅サービス事業
- 障害者施設等(医療機関を除く)
等に就業している介護職員等で、以下の条件を全て満たす者
- 施設・事業所に所属し、痰の吸引等を行う介護職員等で、事業所の長が推薦する者
- 実地研修先を確保できること(勤務先等に指導看護師がいる、もしくは、指導を受けられる施設等に事前研修の了解を得ていること)
定員
各回 20名(現在新型コロナウイルス感染症対策として密を避けるために定員を15名に変更しております。)
研修内容
第1号研修 / 第2号研修(不特定の者対象)
※新型コロナウイルス感染拡大による講義の一部オンライン化につきまして
【講義(50時間)】
- 人間と社会
- 保健医療制度とチーム医療
- 安全な療養生活
- 清潔保持と感染予防
- 健康状態の把握
- 高齢者及び障害児・者の「たんの吸引」概論
- 高齢者及び障害児・者の「たんの吸引」実施手順解説
- 高齢者及び障害児・者の「経管栄養」概論
- 高齢者及び障害児・者の「経管栄養」実施手順解説
【筆記試験】
- 四肢択一式
- 50分
- 合格基準:正答率9割以上
※不合格者は別指定日に再試験
【演習】
たんの吸引(人工呼吸器装着者を除く)
- 口腔内:5回以上
- 鼻腔内:5回以上
- 気管カニューレ内部:5回以上
経管栄養
- 胃ろうまたは腸ろう:5回以上
- 経鼻経管栄養:5回以上
- 救急蘇生法:1回以上
【実地研修】
たんの吸引(人工呼吸器装着者を除く)
- 口腔内:10回以上
- 鼻腔内:20回以上
- 気管カニューレ内部:20回以上
経管栄養
- 胃ろうまたは腸ろう:20回以上
- 経鼻経管栄養:20回以上
※人工呼吸器装着者に対するたんの吸引を行う為には別途講義・演習・実地研修を修了する事が必要です。
当校の喀痰吸引等研修では人工呼吸器装着者に対するたんの吸引の演習を行う事ができませんのでご注意下さい。
申込みから受講までの流れ
研修の流れ
受講料
基本研修:受講自施設にて実地研修
130,000円 → 100,000円
基本研修:免除自施設にて実地研修
20,000円
1号研修・2号研修について・・・5種類ある行為の全てで実地研修を修了すると1号研修、それ以外が2号研修となります。(例:口腔内の吸引1種類のみ修了、経鼻経管栄養以外の4種類を修了 等)
ご受講を希望する場合は、
藤仁館医療福祉カレッジ大宮校 喀痰吸引等研修 窓口
TEL: 048-640-4400
までお問い合わせください。
募集要項をお送り致します。